どうも、こまです。
うちの多肉25鉢目、ちょっと珍しいクラッスラのネモロサです。
塊根クラッスラ ネモロサ(Crassula nemorosa)
多肉にハマりたての頃、オークションで多肉の種を販売している方がいらっしゃったのですが、そこで見た1枚の写真の多肉がどうしても欲しくて調べまくったのです。
『rose flower』という名前で販売されていたので、その名前で検索しても出てこず、詳細が全く分からなかったのですが、2年前に別の方がオークションに出品されたこの株を偶然見つけたときには、感動しました。
種のオークションの出品者様が使用されていた写真は、海外のサイト『 SPECIES NURSERY 』さんのホームページに掲載されている、この画像でした。
このもっちりした、まるで求肥のような質感がとっても好きだったので、名前が分かって嬉しかったです。
オークションの予算はずいぶんオーバーしてしまいましたが、無事に落札できて、送られてきた実物を見て、和菓子のような質感の優しい緑色の葉っぱに魅了されてしまいました。
送られてきた時にはもう開花していたのですが、花がまた可愛くて、いつまでも見ていられると思いました。
しばらくして花が次々に開花するので、枯れた花ガラをピンセットで取る時に、茎の節がボコッと丸くなっているのに気付きました。
今までこんなものは無かったのにと思い、まさかまさか病気ではと焦ったのですが、じっくり見ると根っこのようなものも見えます。
出品者様と連絡が取れたので、もしかして挿し木が出来るのですかと尋ねたところ、できますとの事でした。
カットして、挿し木したところ、無事に根付きました。
節が丸まっていなくても普通にカットして放置しておくと、葉が枯れる寸前までシワシワになる頃(2ヶ月ほど)複数の節が大きくなってくるのが分かったので、そのタイミングで挿し木すると、根付いてくれます。
夏は休眠し地上部の葉は無くなってしまうので、秋に芽吹くまでは枯れてしまわないかとドキドキしてしまいますが、小さな葉がまた顔を出してくれたときの嬉しさは格別です。