目が開いていない赤ちゃん猫の飼育経験の話。

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以下、下のお世話の話も出てきますので、了承の上お読みください。

今から5年ほど前、おそらく育児放棄された赤ちゃん猫を見つけて保護した事があります。

3匹いたうちの2匹は残念ながら助ける事が出来ず、残った1匹を育てる事になりました。

とはいえ、まだ目も開かない猫の世話をするのは初めてだったので、とりあえず猫用のミルクと動物用哺乳瓶を買って来て、ネットで適温を調べて飲ませました。

最初はなかなか飲んでくれなかったのですが、何度も挑戦してやっと少し飲んでくれた時はすごく嬉しかったです。

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うんこが出ない

ミルクを飲んでくれとりあえず喜んだのですが、もう一つ大事な事。それは排泄です。

赤ちゃん猫はお母さんが舐めて排泄を促すので、何もしなければ何も出ず命に関わります。これもネットで検索して、濡れたティッシュなどでやさしく刺激してあげると良いとの事だったので、動画も探して見よう見まねでやってみました。

おしっこはちゃんと出ました。

でもうんこが出ない…

うんこだけ出ないまま3日が経過。ミルクも飲んでおしっこも出て一見元気そうなのですが、猫は重篤な状態にならないと目に見えて症状が悪くならないので、病院へ連れて行く事に。

動物病院で先生がこしょこしょと刺激すると…

大量に出た‼︎

私があんなに頑張って出なかったのに、いとも簡単にうんこが出ました。先生にコツを教わり、家でも出るようになったので本当にホッとしました。

それからは順調に成長してくれてしばらくして目も開き、歩き回るようになり、トイレも覚え、1年を経過する少し前に避妊手術を済ませました。

目が開かない時期の仔猫を保護して育てるというのは大変でしたが、1日1日体重が増えてくれて動く範囲も広がり、目が開いてからはその愛くるしい表情で大変さも吹き飛ばしてくれるので、とても楽しかったです。

今は無事に見つかった新しい里親さんの元で、元気に暮らしています。

以下、赤ちゃん猫を育てるのに最低限必要なアイテムです。

  • 猫用ミルク(動物病院には確実にあると思いますが、ホームセンターのペット用品コーナーにも置いてある場合があります)
  • 哺乳瓶(動物用の吸い口が小さなもの、これも動物病院やペットショップにあると思います)
  • 赤ちゃんを保温できるもの(ペットボトルにお湯を入れて周りをタオルでくるむと良いと思いますが、熱すぎないように注意する事)
  • 飼育器(私は段ボールに不要になったフリースとタオルを敷いていました)

まだ目も開いていない赤ちゃん猫を育てるのは本当に大変です。事実、私は一匹しか育て上げる事が出来ませんでした。でも、もしも今後同じような事があったら(無いことを祈りますが)経験を活かせると思います。

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