坂東眞砂子の猫コラム「子猫殺し」

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どうも、こまです。

衝撃的なタイトルです。私も今日初めて知ったのですが、2006年に作家の坂東眞砂子さんがこのタイトルのコラムを日経新聞夕刊に書かれたそうです。

このコラムは坂東さんの飼い猫が産んだ仔猫を、彼女が崖の下へ投げて殺しているという内容で、ネットで探して全文を読んでみましたが、私には納得できるものではありませんでした。

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坂東眞砂子とは

1958年生まれの作家さんで2014年に亡くなっていらっしゃいます。ジャンルはホラーで、「山妣」という作品で直木賞も受賞しています。

私が知ったのは「死国」という作品で、栗山千明さん出演で映画化もされています。

この映画について検索していたところ、  坂東眞砂子 子猫殺し  というキーワードが出てきたので調べてみたらどうやら事実のようでした。

子猫殺しの真相

坂東眞砂子さんの没後、同じく作家の東野圭吾さんが坂東さんについてのコラムで、「崖の上から」ではなく「2メートル程度の段差の上から」自宅の裏の草むらへ投げたと本人が語っていたと書かれていましたが、「崖」が「2メートルの段差」に変わろうが、例え「草むらにそっと置き去りにした」に変わろうが、生まれたばかりの子猫が辿る運命は同じです。

自分には到底理解しがたい行動です。

一緒に暮らしている動物に対しての責任とは

コラムを読んでなるほどと納得できる方もいらっしゃるでしょう。事実、自分が働いている会社で60歳前後の方は子供の頃、子猫が生まれて増えすぎると大人たちがまだ目の見えないうちに海岸へ放置し、トンビに子猫をさらわせるといった事が当たり前だったそうです。

昔は飼い猫を避妊させる事は一般的でなかったかもしれません。坂東眞砂子さんも会社の人と同じくらいの年代なので、そもそもの感覚は違うというのが当然でしょう。

でもやはり自分には生まれたばかりの子猫を捨てるなんて事はできないというのが本音です。

自分が飼い主で一緒に暮らしている猫が産んだ子ならなおさらだと思います。

ペットとして動物を飼うのであれば、命が尽きる日まで面倒を見るのが当たり前だし、避妊をあえてしないのであれば、生まれてくる子供も同様に世話をするべきであると私は考えます。

坂東眞砂子さんも、コラム冒頭で批判があるだろう事は想定し受け止めると書いていらっしゃいます。興味がある方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

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